Kバレエ「クレオパトラ」熊川哲也が特別出演「この機会を後進のため存分に生かしたい」(ステージナタリー)

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出典元:ステージナタリー

熊川哲也 Kバレエカンパニー Autumn Tour 2022「クレオパトラ」が、10・11月に東京・大阪・北海道で上演される。

【画像】熊川哲也(Photo by Toru Hiraiwa)(他7件)

本作は、2017年に初演、翌2018年に再演された作品。紀元前のエジプトとローマを舞台に、熊川によるオリジナルストーリーが繰り広げられる。音楽はカール・ニールセンによる楽曲が使用され、衣裳を前田文子が担当。今回の上演版ではクレオパトラ役を日高世菜、飯島望未、浅川紫織が務めるほか、ジュリアス・シーザー役で熊川も特別出演する。このたび日高扮するクレオパトラの姿を収めたメインビジュアルも公開された。

今年50歳を迎えた熊川は、出演について「自身の若い頃を振り返ると、ヌレエフと同じバーを握って稽古した日や、当時のスターと一緒に舞台に立った経験は、かけがえのない光景として脳裏に刻まれています。それを思うと、伸び盛りの若手と自分が舞台上で同じ空気を吸うことは、私が思う以上に彼らにとって意味あることであり、バレエに生かされた者として今なすべきことのひとつが“継承”であるという想いから、今回の出演を決断いたしました。この機会を後進のため、存分に生かしたいと思います」と語った。

公演は10月26日から30日まで東京・Bunkamura オーチャードホール、11月3日に大阪・フェスティバルホール、7日に北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruで行われる。

■ 熊川哲也コメント
「クレオパトラ」は、原作も音楽も存在しないところから産み出した、まさに“創作の真骨頂”ともいえる作品であり、私自身にとっても非常に特別なものです。ニールセンの音楽に出会い、演出が降ってきた瞬間から、極めて完璧に近い領域に到達したと感じ得た初日の舞台まで、この作品が誕生するまでの一刻一刻は、非常に満ち足りた時間でした。

3度目の上演となる今回は、初演の奇跡を蘇らせてくれるであろう浅川紫織に加え、第二世代ともいえるキャストが揃います。容姿はもとより、バレエの形式美を超えて、各々のありのままの姿が顕になるこのタイトルロールを、彼女たちがいかに創り上げるか、ご期待ください。

初演の2017年から5年の時が過ぎ、その間に私も節目を迎える歳となりました。「五十にして天命を知る」といわれますが、有限たる時において自らがすべきこととは何か──。自身の若い頃を振り返ると、ヌレエフと同じバーを握って稽古した日や、当時のスターと一緒に舞台に立った経験は、かけがえのない光景として脳裏に刻まれています。それを思うと、伸び盛りの若手と自分が舞台上で同じ空気を吸うことは、私が思う以上に彼らにとって意味あることであり、バレエに生かされた者として今なすべきことのひとつが“継承”であるという想いから、今回の出演を決断いたしました。この機会を後進のため、存分に生かしたいと思います。

■ 熊川哲也 Kバレエカンパニー Autumn Tour 2022「クレオパトラ」
2022年10月26日(水)~30日(日)
東京都 Bunkamura オーチャードホール

2022年11月3日(木・祝)
大阪府 フェスティバルホール

2022年11月7日(月)
北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru

芸術監督:熊川哲也
指揮:井田勝大
管弦楽:シアター オーケストラ トーキョー

□ 出演
クレオパトラ:日高世菜、飯島望未、浅川紫織
アントニウス:堀内將平、山本雅也、栗山廉
オクタヴィアヌス:山本雅也、石橋奨也、杉野慧
オクタヴィア:小林美奈、成田紗弥、岩井優花
プトレマイオス:吉田周平、関野海斗
ブルータス:石橋奨也、杉野慧、奥田祥智
ガイド:酒匂麗、本田祥平、栗原柊
ポンペイウス:ニコライ・ヴィユウジャーニン
ジュリアス・シーザー:熊川哲也、遅沢佑介

※日高世菜の「高」ははしご高が正式表記。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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