
俳優の高杉真宙(21)、武田梨奈(26)らが4日、都内で行われた映画『世界で一番長い写真』の完成披露試写会に出席した。
同映画は愛知県の高校で実際にあった出来事が原作。引っ込み思案の主人公・宏伸がギネス記録を持つ360度を撮影できるパノラマカメラとの出会いで、モノクロだった人生が鮮やかに成長していく姿を描いた青春物語だ。
人生が変わっていく主人公を演じた高杉は、役作りについて「宏伸という内気な男の子がカメラに出会って、色づいていく青春感が本当にきれいで、その青春を自分は踏みしめたいなと。(台本を)読んだときに思いましたね」とコメント。
撮影は昨年の夏、原作の舞台となった愛知県の高校で行われたといい、高杉は改めて今回の撮影を振り返り「作品があったからこそ、自分は去年の夏、青春を送ることができた。自分の青春としてノンフィクションとして撮影させていただいたんじゃないかなと思うほど『この世界で一番長い写真』という作品に巡り合うことができてよかったです」と語った。