鈴木亮平「エゴイスト」主演で宮沢氷魚とラブストーリー! 監督は松永大司(映画.com)

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出典元:映画.com

俳優の鈴木亮平が、故高山真さんの自伝的小説を松永大司監督が映画化する「エゴイスト」に主演し、共演の宮沢氷魚とラブストーリーを奏でていることが分かった。今回の発表に合わせ、ソファに横たわる2人の姿をとらえた劇中カットも初公開された。

 2020年に死去した高山さんの同名小説は、自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み虚勢を張って生きる浩輔(鈴木)と、最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった自分の美しさに無頓着で健気な龍太(宮沢)を軸に描かれている。浩輔は龍太との出会いによって鎧を脱ぎ捨て、誰かを心から愛する喜びを知っていく。しかし、大切な人との関係を断たれたとき、浩輔はこの愛の形は自己満足なのではないか、彼らを追い詰めていたのではないかと自問自答を始めることになる……。

 メガホンをとる松永監督にとって、トランスジェンダーである友人の現代アーティスト・ピュ~ぴるのドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」から約10年。今作の脚本執筆に際しては、入念なリサーチを行い、浩輔のライフスタイルの細部までをリアルに描写。登場人物たちの心情に寄り添うドキュメンタリータッチでリアリティ溢れる映像が、親密な時間の温度感や愛するがゆえに生まれる葛藤を繊細に描いている。

 「孤狼の血 LEVEL2」での怪演が記憶に新しい鈴木だが、今作では強さと脆さを同居させた生々しい芝居で観る者を作品世界に引き込んでいく。一方、「騙し絵の牙」や「ムーンライト・シャドウ」で好演を披露した宮沢から溢れ出る透明感に満ちた儚い佇まいが、愛を注がれる純粋な青年のキャラクターに説得力を与えている。

 「エゴイスト」は、23年に全国で公開。

 今作のストーリーと鈴木、宮沢、松永監督のコメント全文は、以下の通り。

■ストーリー
14歳で母を失い、田舎町でありのままの自分を隠して鬱屈とした思春期を過ごした浩輔は、東京の出版社でファッション誌の編集者として働きながら自由を謳歌していた。そんななか、シングルマザーの母を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太と出会い、惹かれ合う。時に龍太の母も交えながら満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への思いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。しかし2人でドライブに出かける約束をしたある日、なぜか龍太は姿を現さなかった。

■鈴木亮平

 「愛はエゴか、エゴが愛か」 これは私が昔から考え続けてきたテーマでした。

 原作小説を初めて読んだ時、著者も同じテーマに向き合ってきた方なのではないかと感じました。

 この映画が静かに、皆様の心の深い場所へ届きますように。

■宮沢氷魚

 「エゴイスト」という作品に出会い、僕は人間の本質、原点とはなんなのかを考えさせられました。

 愛とは一体なんなのか。無条件の愛など存在するのか。たくさん悩み、苦しみ、でも希望の光を目指してこの作品に挑みました。
二人の人間の愛情と生き様をまるでドキュメンタリーのように描いた作品が完成しました。

 一人でも多くの人にこの作品が届くことを心より願っています。

■松永大司監督

 自身の監督デビュー作品である、友人を長年撮影したドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」がジェンダーをテーマにしていた自分にとって、筆者である高山真さんの思いが込められた原作を読んだ際、とても心動かされるものがありました。そしてその原作を鈴木亮平、宮沢氷魚らの人間味溢れる俳優たちと共に、力強い映画として完成させることができました。この作品がささやかでも誰かの生きる力になることを願います。

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