田辺・弁慶映画祭5冠「おろかもの」予告完成! 沖田修一、犬童一心らの絶賛コメントも(映画.com)

出典元:映画.com

[映画.com ニュース] 田辺・弁慶映画祭の弁慶グランプリ、キネマイスター賞、観客賞、俳優賞(笠松七海、村田唯)を獲得した映画「おろかもの」の予告編と場面写真が、このほどお披露目された。あわせて、沖田修一(「横道世之介」)、犬童一心(「ジョゼと虎と魚たち(2003)」)、城定秀夫(「アルプススタンドのはしの方」)、井口昇(「惡の華」)といった監督陣の絶賛コメントも発表された。

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 本作は、結婚を目前に控えた兄の浮気現場を目撃してしまった高校生・洋子(笠松七海)と、浮気相手・美沙(村田唯)が奇妙な“共犯関係”を結ぶさまを描いた“新感覚シスターフッド・ムービー”。監督を芳賀俊&鈴木祥、脚本を沼田真隆が担当。予告編では、洋子が美沙に「結婚式、止めてみます?」と持ちかける場面からスタート。2人の“奇妙な友愛”が垣間見える内容となっている。

 田辺・弁慶映画祭史上初の5冠を達成し、2019年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭観客賞、ドイツ・ニッポンコネクション2020にも正式招待されるなど、数々の映画祭で注目を集めた「おろかもの」。沖田監督は「ちゃんと面白い映画です。それがどれだけ難しいことか。二人の監督のこれからが楽しみです」と評価し、犬童監督は「よくぞここまでという素晴らしさ。監督が、『ターミネーター2』の崇拝者だけのことはあるサスペンスフルな躍動する青春恋愛映画。アクション、ホラーを愛する人は信用できる。私は、『ダーティハリー』と『ドラキュラ』を参考に、『ジョゼと虎と魚たち(2003)』を撮りました。村田唯さん、強力だった」と称賛している。

 井口監督は「『おろかもの』は、決して愚かな映画ではない。むしろ崇高に美しい映画だ。最低な駄目キャラ達が最高に愛しく見えるショットの数々。抱きしめたくなる女性映画です!」と猛プッシュ。一方、城定監督は「オーディオビジュアル関連の驚異的な技術力、どこにでも落ちているような物語をゾクゾクするバディムービーに展開させる脚本力、すべての女性を可愛く見せる演出力……こんなのを自主映画でやられた日には我々低予算商業映画組の立つ瀬などあったものではなく、もう歯ぎしりと共にひれ伏すしかありません」と感心しきりだ。

 日本映画大学教授(文学批評)の大友りお氏は「今も巷の物語に溢れている、女たちを分割し互いに戦わせる父権主義の言説が、『おろかもの』め、と一喝されているので、実に心地よい」と説明。「BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす」の著者として知られる視覚文化研究者・溝口彰子氏は「心底びっくりした。脚本家と共同監督の3人全員が男性でこのようなストーリーの作品が、シスターフッドを称揚するフェミニスト映画だなんて思いもしなかったから」とコメントを寄せている。

 芳賀監督と鈴木監督は「今作は人のどうしようもない愚かさや愛しさを、時に可笑しく、時にサスペンスフルに、そして時にはアクション映画のように描いた、非常に娯楽性の高い魅力的な作品に仕上げました」(芳賀監督)、「この状況下ではありますが、皆様に映画館で作品をお届けできることを光栄に思います」(鈴木監督)と思いの丈を述べる。一方、脚本の沼田は「男臭い所帯で作り上げた映画ですが、女性の心をこれまでの日本映画に無いトーンで描き出そうと試みています。くすりと笑ってじんわり熱くなって、どうか感情のジェットコースターをお楽しみ下さい」とアピールしている。

 「おろかもの」は、「田辺・弁慶映画祭セレクション2020」(テアトル新宿:11月20日~12月10日、シネ・リーブル梅田:12月18~24日)で上映。

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