是枝裕和監督「万引き家族」は「誰か1人に向けて作っている」 取材先の女児との交流明かす(映画.com)

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[映画.com ニュース]最新作「万引き家族」で、第71回カンヌ国際映画祭最高賞のパルムドールを獲得した是枝裕和監督が6月6日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた記者会見に出席した。

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 映画は、東京の下町で、万引きで生計を立てながら暮らすとある家族の姿を描く。是枝監督は「僕自身が2000年代からファミリードラマにこだわり、政治や社会的状況を後ろの方に下げて、家のなかの問題、自分が父親になって感じる切実な問題を、狭く深く掘ってみようと意識的に続けた。ファミリードラマにピリオドを打って、現代の日本が抱える問題の上に家族を置き、そこで起きる摩擦を描こうとしたのが、今回の、今までの作品と違うところです」としたうえで、「21年ぶりのパルムドールということもあり、僕が思っていた以上に色んな場所で取り上げられて、普段映画について語らない人たちもこの映画を語る状況になっています。一部で僕と僕の映画が物議を醸してはいますが、『映画が公開され劇場で見られる』という通常の枠を超えて、多くの人に届いていると、個人的には前向きにとらえています」と真摯に語った。

 劇中では、レオ・レオニによる絵本「スイミー」が印象的な装置として登場する。撮影前に行った各所への取材を振り返った是枝監督は、「印象に残っているのは、親の虐待を受けていた子たちが暮らす施設」と切り出し、「取材をしていると、女の子がランドセルを背負って帰ってきた。『何の勉強をしているの?』と聞いたら、国語の教科書を取り出して『スイミー』を読み始めた。職員が『みんな忙しいんだからやめなさい』と言っても聞かずに、最初から最後まで読み通した。みんなで拍手をしたら、すごく嬉しそうに笑ったんです。この子はきっと、離れて暮らしている親に聞かせたいんじゃないか、と思った。朗読している女の子の顔が頭から離れなくて、すぐに脚本に書きました」と思いを巡らせた。

 そして、テレビプロダクションに所属していたかつてを引き合いに、「先輩に言われていたことで、『誰か1人に向かって作れ』。不特定多数の人に向かって送るものほど、そうすることで、結果的に多くの人に伝わる。20代の時に言われ、ずっとそうしています」と胸に留める信念を明かす。「今、はっきりわかったんですが」と核心に迫り、「僕は『スイミー』を読んでくれた女の子に向かって作っているんだと思います」と感慨深げに語っていた。

 一方で、フランスで次回作についての記事が掲載されてしまったことに言及し、「正式発表をする前の段階なのに、なぜかいろんなところから情報が漏れてくるという、よくわからない状況」「キャストや、ギャラまで載っているという。ちょっとびっくりしています」と苦笑い。続けて「秋にフランスで、主にフランスの役者さんたちと映画を撮ろうということになっていまして、6月の終わりごろからパリに渡って準備を進めます」と説明したが、「来月くらいには製作発表を開くつもりです」と話すにとどめた。

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