
対戦型カードゲーム「Shadowverse(シャドウバース)」のプロリーグ、「RAGE Shadowverse PRO LEAGUE」第7節が7月1日に行われ、首位の名古屋OJAベビースターと3位のauデトネーションが対戦。名古屋OJAが3-0で勝利し、首位をキープした。
第9弾カードパック「BRIGADE OF THE SKY/蒼空の騎士」が追加されてから初のリーグ戦となった第7節第1試合、デトネーションは個人通算4勝1敗と好調のcross7224を送り出す。対する名古屋OJAは、さにが出場。この両者は第4節でも対戦しており、そのときはcross7224が勝利している。
試合中、冷静な顔で画面を見つめるさにに対し、cross7224は序盤から苦戦を予想したのか苦しげな表情を見せる。試合はほぼ一方的な展開となり、さにがcross7224を押しきり前回対戦のリベンジを果たした。
新環境に移行してからわずか2日という過酷な日程でのバトルは、シャドウバースの最高峰プレイヤーであるさににとっても未知数の要素が多かったようで「手探りの状態での戦いだったので、勝利できたのをうれしく思います」と謙虚なコメントを残した。
第2試合、負けられないデトネーションはRAGE vol.4の覇者、Enjuが登場。対する名古屋OJAはあるじが迎え撃った。第1バトルはEnju。第2バトルはあるじが取り、五分の状況で迎えた第3バトル、序盤はEnjuが優勢にバトルを進め、あるじのHPを削り取る。
しかし中盤以降はあるじが有効なカードを引き続け、戦力を蓄える。最終的にあるじは残りHP2まで追いこまれながらもEnjuの攻撃をしのぎ切ってガッツポーズ。18残っていたEnjuのHPを一撃で吹き飛ばし、2-1で第2試合を取りチームの勝利を掴み取った。
見事な逆転勝利を挙げたあるじは「事前の練習が生きた」と、時間が不足する中でも可能な限り入念な準備を行ったことが勝因だと語った。
第3試合、なんとか1勝を返したいデトネーションはミルが出場。ここでも勝利して首位の座を盤石にしたい名古屋OJAはSOSが登場した。
長時間の戦いとなった第1バトルはミルが競り勝る。続く第2バトルはSOSが取り返し星勘定は1-1に。最終第3バトルは一方的な展開でSOSが勝利し、デトネーションに完全勝利で首位の座をキープ。デトネーションは連敗となった。
無事勝利したSOSだったが新カードが追加されたばかりということで「新しい環境になってから2日しか時間がなかったので、デッキ登録はかなり悩みました」とかなり苦しんだ様子。とはいえチームが勝利を決めたことについては「リーグ戦も丁度折り返し地点なので勝ちはうれしいですね」と喜びを見せた。
次回第8節は7月8日に開催される。名古屋OJAは2位のよしもとLibalentとの対戦。連敗中のデトネーションは最下位ながら連勝中と勢いに乗るレバンガ☆SAPPROと対決する。
【試合結果】
名古屋OJAベビースター 3-0 auデトネーション
第1試合
○さに 1-0 cross7224●
第2試合
○あるじ 2-1 Enju●
第3試合