リリー・フランキー&斎藤工が明かすカレーへのこだわり 「その日、カレーライスができるまで」公開(映画.com)

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出典元:映画.com

リリー・フランキーが一人芝居に挑戦し、斎藤工が齊藤工名義で企画&プロデュース、清水康彦が監督を務めた映画「その日、カレーライスができるまで」の公開記念舞台挨拶が9月4日、池袋シネマ・ロサで行われた。

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 TBS系列ドラマ「半沢直樹」を手掛けた金沢知樹が原案・脚本。「家庭の味=カレーライス」と、電波を通じて人と人繋ぐラジオが、ひとりの人生、ひとつの家族にもたらすちいさな奇跡の物語。

 リリーが演じるとある中年男性が、アパート内でひとりカレーを作りながら過ごす3日間を描いており、2日半で撮影を行ったそう。「齊藤プロデューサーとの企画で、撮影から公開まで4カ月。コロナ禍の中で何かやらなきゃいけないという気持ちで、最初は劇場公開の予定がなかったので、自主制作の感覚だった。こういうスピード感で皆さんに見ていただけるのは、不思議な感じ。これがスタンダードになるのかな」と述懐。

 「コロナ禍で出演者が一歩も外に出ないという設定の映画。人間どんな環境にいても普遍的なことに心を悩ませ、面白みを持っているということを描いています。これから小さな劇場が大変になっていく中で、こういう小さな映画が増えていくことで、何かのきっかけになってくれれば」と呼びかけた。

 斎藤は「もともとこの作品は劇場でやるつもりはなかったのですが、この1年半ミニシアターに関する活動をしていて、ソフトが枯渇していくなどの実情を知った。いろんな状況が変わっていく中で、自分が劇場さんに対してできることとして、作品を作って上映して回っていくことは頭にありました。金沢さんが書いた戯曲の、カレーを作ってうまみが出るのを待つ日々、それが自分の自粛生活と重なって。劇中の彼はさみしそうだけれど、何を思って何をするのかを見ていくと、彼にとって、それは満たされたものになる。(そんな役を)リリーさんにやってほしい、というのを一映画ファンとして気軽にお願いした」と本作製作の経緯を明かし、「映画館も含め、どういう未来になっていくのか重要な時期になっている。これはコロナ禍での究極のステイホーム映画。カレーのごとく、じっくりと皆さんに届けていきたい」と今後の展望を語った。

 カレーライスがテーマということで、自分で作るカレーへのこだわりを問われたふたり。「箱の裏側に書いてある作り方をするのが癪なので、(自己流にアレンジして)まずいカレーになってしまうことが。最近はピーター(池畑慎之介)さんやタモリさんなど、この人が作ったらおいしいというのを参考にしている」とリリー。大腸に良いものを摂取することを心掛けているといい「薬膳キーマカレーなど。根菜をたくさん入れます」という斎藤の隠し味は「醤油や追いターメリック」。リリーが「彼は、一緒に食べるライスも白米ではなくて、何穀か欲しがるんです」と斎藤の雑穀へのこだわりを付け加える。「17、8穀は欲しいですね」との斎藤の返しに、リリーが「殿様の発想ですよね。百万石になっちゃう」と軽妙なジョークで笑いを誘っていた。

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