ホアキン・フェニックスが“インタビュアー”に 台本無しで子どもたちのリアルな声を届ける(映画.com)

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出典元:映画.com

「20センチュリー・ウーマン」などのマイク・ミルズが監督・脚本を務めたA24製作映画「カモン カモン」から、ホアキン・フェニックス演じる主人公が子どもたちにインタビューするシーンが披露された。

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 本作は、ラジオジャーナリストのジョニー(フェニックス)が、9歳の甥っ子ジェシーとの突然始まった共同生活を通して、初めての子育てに戸惑いながらも、絆を見出していく姿を描いた感動のヒューマンドラマ。

 披露されたのは、ジョニーによる子どもたちへのインタビューシーンをつなぎ合わせたもの。これらは劇中で度々挿入され、実際にフェニックスが9~14歳の子どもたちを取材した台本なしのドキュメンタリーシーンになっている。

 フェニックスが「未来はどんな風になると思う?」「正しい道を進むために大人は何ができたと思う?」「自分の何か1つを変えられるなら、何にする?」と質問を投げかけると、それに対して子どもたちが真っすぐに答える姿が映し出されている。

 ミルズ監督は、実際に子どもたちへインタビューを行った理由について「社会の様々な問題を背景に描いているから、子どもたちにそれを語ってほしかったんだ。彼らの回答が作品全体の背景になるようにしたかった」と説明。一方、これまでインタビューを受ける立場だったフェニックスは、撮影前に自身の甥っ子へインタビューを行ったそうで「非常に立ち入ったものだし、すごく居心地が悪いんじゃないかと思っていたけど、終わった後に(甥っ子に)感想を聞いたら、『すごく良かったよ!これまで(フェニックスが)聞いたことがないようなこと聞いてくれたから』って言ってくれたんだよ」と明かす。

 さらに、フェニックス自身はインタビューに苦手意識があったが、「今回インタビューの力を知ったように思う。経験上、インタビューで大変なのは、それに答えなくちゃいけない自分の方だと思っていたんだ。インタビューする方は、楽しくて簡単なはずだってね。だけど実際にやってみたら、少なくとも僕にとっては質問をするって実はすごく難しいと分かった」と振り返る。

 披露されたシーンでは、フェニックスが「気を楽にして。話したくない質問だったら“イヤ”と言って」と声をかける場面から始まるが、フェニックスはどの取材でも必ず、子どもたちに嫌な質問には答えなくて良いと伝えていたという。

 これは子どもたちに居心地の悪い思いをさせないため、受け手と聞き手の両方の立場を理解したフェニックスだからこそのアイディアであり、「子どもたちにインタビューするのはすごく難しいと思っていたんだけど、すぐに心を開いてくれて、むしろ自分の意見を聞いて欲しいと切望している感じだったんだ」と語っている。

 「カモン カモン」は、4月22日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか

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