ファンによる「星のカービィ」のアレンジ楽曲がグラミー賞を受賞した史上初の快挙、その背景とは(IGN JAPAN)

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出典元:IGN JAPAN

第64回グラミー賞が日本時間の4月4日に発表され、最優秀インストゥルメンタル/アカペラ編曲賞を「Meta Knight's Revenge」が受賞した。同曲は1996年発売のスーパーファミコン用ソフト『星のカービィ スーパーデラックス』のストーリー「メタナイトの逆襲」のBGMを、チャーリー・ローゼンとジェイク・シルバーマン(Button Masher)が編曲し、ゲーム音楽を中心にカヴァーするビッグバンド/ポップオーケストラThe 8-Bit Big Bandが演奏したものだ。

「星のカービィ スーパーデラックス」画像・動画ギャラリー

グラミー賞でゲーム音楽が取り沙汰されるのは、第53回(2011年)における『Civilization IV』メインテーマ「Baba Yetu」(作曲:クリストファー・ティン)の最優秀インストゥルメンタル/ヴォーカル編曲賞受賞と、同曲が収録されたティンのアルバム『Calling All Dawns』の最優秀クラシック・クロスオーヴァー・アルバム賞受賞、そして第55回(2013年)における『風ノ旅ビト』サウンドトラック(作曲:オースティン・ウィントリー)の映像音楽部門ノミネートに次いで今回が3度目となるが、ファンによるゲーム音楽アレンジのノミネートと受賞は史上初の出来事である。
今回のノミネートの背景にはゲーム音楽ジャンルの高い人気もあるだろうが、ダウンロード配信やサブスクリプションサービスビジネスの隆盛に適合した新法としてアメリカで2018年10月11日に発効し、2021年1月1日より施行されている音楽近代化法(Music Modernization Act)の存在も少なからずあるのではないと思われる。同法によって音楽配信におけるライセンス処理(録音権の強制許諾)の効率化が図られたことで、それまで合法的に行うことが難しかったゲーム音楽のアレンジ/リミックス制作の敷居が低くなり、リリースが爆発的に増加したのだ。昨今のアメリカ国内におけるそういった流れを踏まえると、音楽産業の振興を目的とするグラミー賞にゲーム音楽アレンジがノミネートされるという出来事も必然といえるだろう。

The 8-Bit Big Bandのリーダーを務めるチャーリー・ローゼンは、ブロードウェイミュージカルの音楽制作に携わるニューヨーク出身の作編曲家/マルチプレイヤー。編曲者の一人として参加した『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』で第74回トニー賞(2021年)のオーケストラ編曲賞を受賞している。The 8-Bit Big Bandのメンバーはニューヨークを拠点に活躍するプロミュージシャンを中心に構成され、フレキシブルな編成のもとに洗練されたパフォーマンスを展開する。
2018年5月リリースの1stアルバム『Press Start!』でのデビュー以来、3枚のアルバムをリリース。ゲーム音楽アレンジシーンにおいてたちまち存在感を示した。

1stアルバム『Press Start!』(2018年5月)
以下の楽曲をカヴァー

スーパーマリオシリーズ
『塊魂』
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
『MOTHER2』
『がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり』
『F-ZERO』
『ファイナルファンタジー』

2ndアルバム『Choose Your Character!』(2019年6月)
以下の楽曲をカヴァー

『わんぱくダック夢冒険』
『Portal』
『ルイージマンション』
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』
『スーパーマリオサンシャイン』
『テトリス』
『スーパードンキーコング』
『スーパーマリオギャラクシー』
『ファイナルファンタジーII』
『ポケットモンスター 赤/緑』
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』

3rdアルバム『Backwards Compatible』(2021年1月)※今回の受賞曲「Meta Knight's Revenge」は本アルバムに収録 。 以下の楽曲をカヴァー

「スーパーマリオ」シリーズ
『クロノ・トリガー』
『星のカービィ スーパーデラックス』
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』
『Portal 2』
『パイロットウイングス64』
『ファイアーエムブレムif』
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
『メタルギアソリッド3 スネークイーター』

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