出典元:ハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)RAYMOND HALL+GETTY IMAGES
新聞『ニューヨークタイムズ』によるとハーヴェイ・ワインスタインの弁護士団は民事裁判の原告たちと暫定的な和解に達した。示談金4400万ドル(約48億円)を女性たちや彼が経営していた制作会社「ワインスタイン・カンパニー」の債権者、和解交渉に関わっていたニューヨークの検事局に支払うことが明らかになった。
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この裁判はワインスタインと彼の弟でビジネスパートナーでもあるボブ・ワインスタインがセクハラや性的虐待や強制的な行為、ジェンダーによる差別を禁じる法律に違反しているとして2018年2月に起こされたもの。同紙は和解交渉に1年以上かかったと報じている。4,400万ドルのうち3,000万ドル(約32.7億円)を原告の女性や債権者、制作会社の従業員などに支払うことで決定したという。残りの 1,400万ドル(約15.3億円)はかかった裁判費用で、ワインスタイン側が負担する。