出典元：上原浩治投手（読売ジャイアンツ）

読売ジャイアンツの上原浩治投手（44）が20日、都内のホテルで記者会見を行い、現役引退を発表した。

　会見で上原投手は「本日をもちまして、21年間の現役生活を終えたいなと思います」と報告してから、「今年で辞めることは最初から決めていたことなんで、2月、3月、4月と練習していく中で、一度も1軍に上がることなく、2軍で試合を投げさしていただいていた中で、抑えていないという葛藤もありましたし、気持ちと体がなかなか一致しなかったって言うことですね」と引退に至ったまでの理由を説明した。

　上原投手は1998年にドラフト1位で巨人軍に入団。プロ1年目の99年には20勝で最多勝、新人王、沢村賞など個人タイトルを独占した。2009年にはFAを行使して、メジャーリーグに挑戦。ボルチモア・オリオールズに入団した。13年にはボストン・レッドソックスでクローザーとしてプレーし、ワールドシリーズ制覇に貢献した。そして、日本人選手としては初となる日米通算、100勝、100ホールド、100セーブを達成。そんな、雑草魂で大輪の花を咲かせた上原投手の引退に、芸能界からも多くの声が寄せられた。

　巨人ファンのさまぁ～ず、三村マサカズ（51）は自身のTwitterで「雑草魂。あのテンポのいいピッチング！日本復帰もテンポがよかったし、引退のテンポもはやいな。好きな投手でした。お疲れ様。マネはしていくけどね。テンポのいいピッチングの。」とコメント。熱烈な阪神タイガースファンとして知られるタレントの千秋（47）もTwitterで「上原選手引退か 野球人としてあらゆる経験値がある、…投げなくなってもまだまだこわい選手。敵になりませんように。」と上原投手が指導者として敵にならないことを望んだ。広島東洋カープファンの俳優の鈴木福（14）は、「すごく応援していたので残念でした。去年見に行った試合で少し上原投手のピッチングが見れたので良かったです！」と、ブログでつづっており、タレントの磯山さやか（35）、武井壮（46）らからも引退を惜しむ声が数多く上がっている。
（AbemaTV／『AbemaNews』より）