「ブラック・ウィドウ」北米公開2週目で興行失速 海賊版が影響か(映画.com)

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スカーレット・ヨハンソン主演の「ブラック・ウィドウ」が、北米公開2週目にしてマーベル・スタジオ作品史上最低の興収ダウンを記録したことを受け、ハリウッドでさまざまな憶測が飛び交っている。米Deadlineが報じた。

 同作は、ヨハンソン演じる人気キャラクター、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフを主人公にした初の単独映画。7月9日(現地時間)に北米で封切られた同作は、コロナ禍に公開された映画として史上最高の8000万ドルでデビューを飾った。また、ディズニーの動画配信サービスDisney+を通じてプレミアムアクセスと呼ばれる追加料金(30ドル)つきで同日配信され、ディズニーは全世界のプレミアムアクセスからのオープニング収入が6000万ドルであると発表した。興行とストリーミングとのハイブリッド公開は好スタートを切り、このまま記録を更新していくものと思われた。

 しかし、公開2週目で「ブラック・ウィドウ」の興収に急ブレーキがかかる。2度目の週末の北米興収は前週比67%ダウンの2625万ドルであり、製作費2億ドルの超大作が2週目にして1位を「スペース・プレイヤーズ」に譲ることになった。前週比67%ダウンは、「アントマン&ワスプ」の62%を抜いて、マーベル・スタジオ史上ワースト1位である。

 この結果に、ハリウッドが騒然としている。新型コロナウイルスの感染者急増により、ロサンゼルスで屋内でのマスク着用が再び義務化されたことや、Disney+での視聴が主流となったことが影響したとの見方もあるが、ディズニーは2週目のプレミアムアクセスの収入を明らかにしていない。

 可能性として取り沙汰されているのが、海賊版の流布だ。著作権侵害に関する最新ニュースを届けるTorrent Freakによると、「ブラック・ウィドウ」は現在もっとも違法視聴されている映画となっている。「ブラック・ウィドウ」を家庭で視聴する際、Disney+ではなく、違法サイトで海賊版を視聴する人が相当数いるようだ。

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