TOSHI-LOWとILL-BOSSTINOが語る、レベルミュージックの本質と音楽の可能性(Rolling Stone Japan)

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出典元:Rolling Stone Japan

2017年に発表された「ラストダンス」以来となる、BRAHMANとILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)のコラボレーション。これは言うまでもなく、新型コロナウイルス感染症の拡大によって暴露された、政治の脆弱さ、都市の限界、資本主義の根本の崩壊、人々の不安と絶望を凝視してのアクションである。

【画像】東北ライブハウス大作戦、西片明人とTOSHI-LOWがその歩みを語る(写真11点)

ただ、今作「CLUSTER BLASTER / BACK TO LIFE」に収められた「CLUSTER BLASTER」と「BACK TO LIFE」ともに通じているのは、政治への糾弾でも絶望の共有でもなく、今こそ個々の理想を突き詰めて従来の社会構造から己を解放しろと焚きつける姿勢だ。じっくりと落としたリズムのハードコアに乗せて、冒頭こそ醜悪な政治を告発していく「CLUSTER BLASTER」でも、最後に辿り着くのは、個々の幸福と優しさの在処を問う歌なのである。

レベルミュージックという言葉のもとに再び組んだTOSHI-LOWとBOSSに真っ向から訊く、これだけボロボロの世界で闘い続ける理由、怒りを怒りのまま使わない理由、そして個々が自分自身の幸せを定義して確立することこそが一番の「レベル」になった時代の生き抜き方。今だから、コロナだから、“これから嵐が来るって言う”と警鐘を鳴らし続けるのではない。最初からこの世界の違和感と闘ってきたふたりだからこその語録になった。ぜひ、最後まで食らってほしい。

-5月の半ば、緊急事態宣言が出ていた頃にTOSHI-LOWさんとお話させてもらう機会があって。コロナ禍以降の状況を受けて「今こそ“ラストダンス feat.ILL-BOSSTINO”の続きを歌にしようと思ってる」とおっしゃっていたんですが、そもそも今作に至るまでの経緯から伺ってもいいですか。

BOSS:今回はもとはと言うと、俺からBRAHMANを誘ったのが最初だったんだよね。5月の半ばって言ったら、ちょうど俺がTOSHI-LOWに「一緒にやろうよ」って誘った時期だよね。

TOSHI-LOW:うん、BOSSからメールをもらった頃かな。で、それが「ラストダンス」を今また出そうっていう話だったから、俺も「“ラストダンス”の答えを出そうと思ってるんだよね」って返事したのは覚えてる。

-BOSSさんは、2017年にリリースした「ラストダンス」を今どんな形で世に出そうと思っていたんですか。

BOSS:5月は、新型コロナの影響が今よりもまだ未知の段階で、世の中がもっと混沌としてたじゃない? だから「ラストダンス」のライブ映像を使ってMVを作って、一発かますのがいいんじゃないかなと思ってさ。「ラストダンス」は震災以降や原発に対しての言及が多い歌だったけど、「もうとっくに気づいてるでしょ、このままの世界でいいの?」っていうメッセージ自体は2020年に対しても言えることだと思ったから。……ま、その時点で俺はすでに「TOSHI-LOW達と新しい曲作れたらいいな」と思って新しいリリックを書いてたんだけどね(笑)。

TOSHI-LOW:「ラストダンス」を改めて出そうかっていうメールの応酬の最後、言ってみれば別れ際のところで「新しいタマもあるよ」ってボソッと言われる感じだったからさ(笑)。そんな言い方されたら、「やる!」って言うしかねえよな。反射だよ、反射。

BOSS:こう言うとアレかもしんないけどさ、俺としては遊びに誘う感じだったんだよ。ライブもできない中、時間はたっぷりあったし。そもそも、パンクもヒップホップも、世の中や政治がぐちゃぐちゃになってる中でこそ言いたいことが増えていくものだからさ。

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