東京オリンピック延期はIOCの決定に従う 米NBCが声明(映画.com)

[映画.com ニュース] 新型コロナウィルスの感染拡大により東京2020オリンピック・パラリンピックの開催をおおむね1年延期し、2021年夏までの実施を目指すことが3月24日、安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の電話会談によって決まった。IOC最大のスポンサーであり、アメリカで放送権を持つ米NBCは、この決定よりも前に声明を発表した。

 米ハリウッド・レポーターの取材に対し、NBCスポーツの広報は、「前例のない出来事が起きるなかで、東京オリンピックのシナリオ立案を急ごうとするIOCの決断を完全に支持します」「我々はIOC、日本政府、そして、東京オリンピックに関与しているWHO(世界保健機関)職員が下すいかなる決断も受け入れる用意があります」とコメントした。

 米NBCは、東京オリンピックの広告枠販売で前回のリオ五輪を超えて、史上最高となる12億5000万ドルの収入を獲得していることが明らかになっている。IOCにとって最大のスポンサーであり、20年の東京オリンピック中継を自社の新ストリーミングサービス「ピーコック(原題)」を告知する絶好の機会と捉えていたものの、世界的なコロナ危機を鑑みて、延期止むなしとの結論に至ったようだ。

 なお、NBCは20年までの放送権を43億8000万ドルで獲得。さらに、放送権を32年まで延長し、その際には77億5000万ドルをIOCに支払っている。

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