撮影監督と映像芸術にフォーカスしたポーランドの映画祭で柳楽優弥主演作「ターコイズの空の下で」が入選(映画.com)

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出典元:映画.com

世界各国の映画祭のなかでも、撮影監督と映像芸術にフォーカスしたユニークな映画祭として知られるのが、ポーランドの「エネルガ・カメリマージュ」だ。今年はポーランド中北部にあり、旧市街が世界遺産に登録されている街、トルンでおこなわれる予定だったが、コロナ禍の影響で、開催直前に政府がイベント開催禁止を決定したため、急きょオンラインのみの開催となった。

 まだ日本ではあまり馴染みのない映画祭だが、これまで著名な撮影監督のみならず、クエンティン・タランティーノやアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、デビッド・リンチ、ビル・マーレイ、リチャード・ギアなど多くの映画人が招聘されている。ポーランドといえば、アンジェイ・ワイダやクシシュトフ・キエシロフスキー、イエジー・スコリモフスキ、最近ではパベウ・パブリコフスキなど、世界的監督を排出し、国立映画学校のレベルが高いことでも知られるが、映像芸術と裏方の仕事に特化した本映画祭は、いかにもそんなお国柄らしい。

 28回目の今年は11月14日に開幕し、「Falling」で監督デビューを飾ったビゴ・モーテンセンと撮影監督のマルセル・ジスキンド、ネットフリックスの「ミッドナイト・スカイ」で監督、主演を務めたジョージ・クルーニーと撮影監督のマーティン・ルーエ、「ザ・ファイブ・ブラッズ」のスパイク・リーと撮影監督のニュートン・トーマス・サイジェルなどがセミナーを開催。さらに栄誉賞を授与されるフィリップ・ルースロや、ビットリオ・ストラーロのマスタークラスもあり、21日のクロージングでは、新作「ミナマタ」の演技をたたえ、ジョニー・デップに俳優賞が授与される。

 さらに今年は日本から、KENTARO監督による日本とモンゴル合作の「ターコイズの空の下で」が、コンテンポラリー・ワールド・シネマ部門に入選した。撮影監督のアイバン・コバックとともにオンラインQ&Aに参加したKENTARO監督は、本作を撮ることになったきっかけとして、撮影前にモンゴルを何度か旅し、その魅力にとらわれた経験や、ロケーションなどについて語った。

 本作は、柳楽優弥扮する両親を亡くした裕福な青年が、祖父の命でモンゴルを旅し、かつて戦争中に祖父が大陸で知り合った女性との間に生まれた娘を探す物語。8Kカメラを使用し、モンゴル人の旅の共アムラ(アムラ・バルジンヤム)との珍道中を経て主人公が人間として大きく成長する過程を、目の覚めるような映像美とともに表現している。

 コバックは、KENTARO監督とさまざまな映画について語り合いながら、使用するレンズなどを決めたこと、ビーガンの自分がモンゴルでは「郷に従った」ことや、空気の薄い高地での撮影中、馬を追いかけながら呼吸が苦しくなり、「砂糖を食べろ」と現地スタッフに言われたエピソードなどを披露。さらに、「プリ・プロダクションで監督ともども、映画のストーリーそのもののような体験をしました。撮影は困難を要しましたが、素晴らしい景色や臨機応変な現地のスタッフにインスパイアされた。この経験を経てからはすべてが容易だと思えるようになりました」と語った。

 KENTARO監督は、「これは自分とは何者なのかを見つける普遍的な物語。現代のような世の中で、それは簡単なことではありませんが、多くの方に届くことを願っています」と締めくくった。

 本作は昨年マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭で国際批評家連盟賞と観客賞にあたる才能賞をダブル受賞している。日本では2021年2月26日に公開される予定だ。(佐藤久理子)

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