『Fallout 4』に登場するドッグミートのモデルとなった犬、リバーが亡くなる(IGN JAPAN)

出典元:IGN JAPAN

『Fallout 4』に登場するドッグミートのモデルとなった犬、リバーが亡くなった。
『Fallout 4』のシニアデザイナーJoel BurgessがTwitterで、スレッドに彼女の生涯を称える画像や裏話などを添えて、この訃報を知らせた。
Burgessによると、リバーは「ドッグミートというキャラクターが単なる犬型兵器になってしまわないかという私の最大の懸念事項に対する解消策」だったという。リバーは、まずドッグミートを相棒に仕立て上げるという目標を生み出し、次に戦闘の仲間となることを実現した。

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しかし、初めからそうだった訳ではなく、開発チームはまず警察犬の訓練や撮影に関して「プロ」の犬を調査するところから始めていた。Burgessは、ドッグミートチームの新メンバーのデスクを訪れ、「数え切れないほどにジャーマン・シェパードが歯をむき出して攻撃態勢を取る姿」を見たことを思い起こした。 それから一日二日しない内にリバーが現場入りし、全てが変わったという。
彼女がミーティングに参加したのは、参考資料として「触れ合い、記録に収め、撮影するため」ではなく、「チームの一員として」参加していた。
開発チームは、すぐに彼女と絆を築き上げ、ドッグミートというキャラクターには彼女の個性が多く込められるようになった。Burgessの言葉を借りれば、リバーは「マスコットやモデル以上の存在で、チームの一員」だったという。
リバーの見た目をドッグミートに再現するだけでなく、開発チームが「仕草や表情を作る上で、彼女のマーキングは図らずも非常に役立ち」、忍耐強く、穏やかな性格はリバーというキャラクターの一部にもなった。

また、チームはドッグミートの音声として、リバーの声をたくさん収録し、ディストレスコール(怖い時に発する悲鳴のような鳴き声)すらも収録した。その収録はBurgessやチームにとって「心が痛む」ものではあったが、彼女をBurgessの匂いはするものの見ることはできない場所に入れ、彼女が鳴くまでBurgessが隣の部屋で待つことで実現した。収録の後すぐに彼らは再会し、その時の「幸せそうに小さく喜ぶ鳴き声」も同様にゲームに収録されたようだ。
リバーはドッグミートの足取りにも役立った。長く共に歩いていると、前方を歩きながらも「一貫して、立ち止まって振り返り、こちらを確認する」仕草を見せてくれる。プレイヤーへの気遣いが見られることで、プレイヤーとドッグミートをつなげるのに一役買っていた。
大きな物をチームの元に持って来るなど、人を喜ばせることに喜びを感じるリバーの様子もゲームで再現された。そのことは、視界に入る物全てに襲い掛かる攻撃的な犬ではなく、プレイヤーを守ることを第一に考える姿にも反映されている。

ドッグミートのアイデンティティで最も重要な要素のひとつとして、プレイヤーキャラクターのように、この犬も『Fallout 4』の世界観に属していないということが挙げられる。「一風変わった生物、場所、シナリオ、キャラクター」がはびこるゲームの中にあって、ドッグミートは現実世界にプレイヤーを繋ぎとめるロープの役割を果たしている。
「ドッグミートは繋ぎ止めるロープのような存在だ」Burgessはそう結論付けた上でこう続けた。「彼(リバーはメスだが、ゲーム内のドッグミートはオス)はプレイヤーに世界の基本を教え、常にプレイヤーの力となり、プレイヤーの家族の元へ導き、プレイヤーの求めることを察知してくれます。彼はプレイヤーに無事で、かつ幸せでいてほしいと思っています。言い換えれば、プレイヤーを愛しているということです。そして、その愛がリバーの遺したものなら、私は嬉しく思います。少女よ、安らかに眠れ」

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