『バイオハザード4』などで写真を無断使用されたとしてアーティストがカプコンを提訴(IGN JAPAN)

出典元:IGN JAPAN

カプコンが、『バイオハザード4』や「デビル メイ クライ」シリーズなどで、数百枚の写真を無断で使用していたとして提訴された。
Polygonによると、現地時間6月4日、アーティストのジュディー・A・ユラチェクが、コネチカット州の裁判所に著作権侵害の訴状を提出したという。ユラチェクは、自身の書籍『Surfaces』に収録されている写真を、カプコンが無断でゲームに使用したと主張している。
Polygonが入手した訴状によれば、ユラチェクは、研究の一環として世界中を旅してさまざまなデザインを写真に収めているという。ユラチェクは、撮影した写真を『Surfaces』という書籍とCD-ROMに収録し、1996年に著作権を取得した。なお、「関心のある企業」はユラチェクに連絡を取り、書籍に収録されている写真を使用するライセンスを要求することが可能だ。
しかしユラチェクは、『バイオハザード4』などのカプコンが手がけるゲームで彼女の写真が使用されているとする例を100件ほど提示しているにもかかわらず、ライセンス要求のためにカプコンから連絡を受けたことは一切ないと主張している。
例としては、ユラチェクがイタリアで撮影した割れたガラスの写真が、『バイオハザード4』のロゴに使われているようだ。訴状では、カプコンが同様の写真を撮る可能性は極めて低いとされている。
2つめの例として、ユラチェクはロードアイランド州ニューポートにある邸宅で撮影した写真を提示。これに似たデザインが『バイオハザード4』に登場している。訴状では、この邸宅は一般に公開されていないため、カプコンがまったく同じ写真を撮影することは不可能だと主張されている。

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ユラチェクは、2020年に発生したカプコンへのデータ侵害で、社員情報や『バイオハザード ヴィレッジ』の詳細といったデータやゲームが盗まれたことにより、この一部の著作権侵害に気付いたという。カプコンは、その際にデータ流出を防ぐために身代金を要求されていた。
漏洩したカプコンのデータには、「バイオハザード」シリーズなどに使用された高解像度の画像が含まれており、「少なくとも1つの画像のファイル名が、『Surface』のCD-ROMで使用されていたファイル名と同じ」とのことだ。
例えば、ユラチェクのCD-ROMには「ME009」というファイル名の画像が収録されており、訴状よると、カプコンのファイルにも「ME009」という名前の、同じものと思われる画像が含まれており、それが「バイオハザード」シリーズで使用されていたという。

ユラチェクの弁護士は、著作権侵害に対して最高1200万ドル(約13億1500万円)と、「虚偽の著作権管理および著作権管理の削除」に対し、使用された画像1枚につき2500ドルから2万5000ドル(約27万円から280万円)の損害賠償を請求している。
IGNがカプコンにコメントを求めたところ、「訴訟については認識しているが、それ以上のコメントはない」とだけ返答があった。
ユラチェクが提示したそのほかの例については、Polygonが公開している訴訟の全文をチェックしてほしい。

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